医学生道場の人気医師講師が、120回国試トレンドを押さえて121回医師国家試験の出題を予想します — Transcript

121回医師国家試験に向けて免疫チェックポイント阻害薬の副作用IRAEや肺がん治療の遺伝子検査、最新の薬剤を解説します。

Key Takeaways

  • 免疫チェックポイント阻害薬の副作用IRAEは全身症状を呈し治療効果の指標となる。
  • 肺がんの遺伝子検査は治療選択に不可欠で、遺伝子変異は治療成功の鍵。
  • SGLT2阻害薬とGLP-1受容体作動薬は腎保護効果で注目されている。
  • 耐性菌対策は国家試験でも重要テーマであり、適切な抗菌薬選択が求められる。
  • 画像診断から治療適応を判断する問題が増加し、臨床的思考力が重視される。

Summary

  • 免疫チェックポイント阻害薬の副作用IRAEは全身に多彩な症状を引き起こし、治療効果の指標にもなる。
  • 肺がん治療では遺伝子検査(EGFR、ROS1、ALK)が重要で、遺伝子変異が見つかれば効果的な治療が可能。
  • 免疫チェックポイント阻害薬は副作用が強いが、それは治療効果が高いことの裏返しである。
  • 121回国家試験の予想問題としてSGLT2阻害薬とGLP-1受容体作動薬の腎保護効果に注目。
  • 耐性菌問題は長期入院患者の抗菌薬使用に関連し、MRSAやVREなどの知識が問われると予想される。
  • 画像診断から治療法の適応を判断する問題が増えており、ストーリー立てでの理解が重要。
  • 副腎ホルモンの確認が下垂体ホルモン補充前に必須であり、副腎不全合併時のステロイド投与が重要。
  • 国家試験問題は実臨床で話題の内容が多く取り上げられている傾向にある。
  • 医学生道場では今後も医学生に役立つ情報を発信し、質問にも対応している。
  • 動画内で具体的な国家試験問題の解説と勉強法のポイントが示されている。

Full Transcript — Download SRT & Markdown

00:00
Speaker A
皆さん、こんにちは。医学生道場で指導している今田夏です。今回はこれから121回の国家試験を迎える皆さんに対して、ここだけは抑えて欲しいポイントに絞って説明していきたいと思います。とはいえ、医学試験の範囲はすごく膨大なので、皆さんがつまづきやすい免疫チェックポイント阻害薬の3つのポイントだけに絞って今回は解説していきます。今回扱う問題はこちらです。皆さん画面を止めて問題を読んでみてください。まずはこの問題のポイントを抽出していきます。76歳の男性がICI免疫チェックポイント阻害薬投与中であること。そして全身の倦怠感を訴えていること。TSHが著明に低下していてFT4が著明に低いことがポイントです。今回問題になっていた肺の治療ってすごくたくさん選択肢があるイメージがありますよね。免疫チェックポイント阻害薬とか抗がん剤とか放射線治療とか、すごくたくさん治療法があって覚えるのが難しいっていうイメージだと思うんですけど、ここだけ覚えて欲しいのが肺がんはとにかく遺伝子検査が大事なんです。肺がんの治療ってすごくすごく進んでいて、今まで治療できていなかった人たちもたくさん救えるようになってきているんです。肺がんの遺伝子っていうのはドライバー遺伝子って呼ばれていて、EGFR、ROS1、ALKなんていうのが有名ですね。なんだか肺がんの遺伝子変異が見つかったっていう風に言われると悪い方向に進むんじゃないかっていうイメージがあると思うんですけど、最近の医療ではすごく進んでいるので、これらの遺伝子が見つかった時、どちらかといえば患者さんは喜んでいいよっていうような報告ができるんです。少し正確な言い方からは外れてしまうかもしれないんですけれども、遺伝子ってどういうイメージがありますか?遺伝子が何かに働きかけておかしくなるっていうイメージですよね。だからこの遺伝子変異が見つかるっていうことは、ここをやっつけちゃえば原因が止まるっていうことなんです。こんなに画期的に見える免疫チェックポイント阻害薬ですけれども、これには大きな大きなデメリットがあるんです。1つだけ免疫チェックポイント阻害薬で覚えておいて欲しいことは、副作用がすごく大きいっていうことです。副作用っていう風に言われると皆さんマイナスのイメージしかつかないと思うんですけれども、免疫チェックポイント阻害薬に関してだけはこの副作用って実はいい意味にも捉えられるんです。この副作用が強いっていうことは、この癌に対してすごくよく効いているっていうような意味の反面でもあるんですね。だから近年では副作用が強い患者さんほど予後がいいっていうような報告も上がっているんです。この免疫チェックポイント阻害薬の副作用をかっこよく言い表したのがIRAEっていう病態です。このIRAEはすごく医療の世界でも最近注目されている病気で、免疫チェックポイント阻害薬の治療をしている患者さんのカルテにはIRAEって大きな文字で書いてあることもよくあるぐらいなんですね。ただこのIRAE、どうしてこんなに注目されているかって言うと、全身に症状が現れてしまうことがあるからです。皆さんIRAEって言われたらまずは全身にっていうことだけ最初のステップで覚えてみましょう。どうしてこれをこんなに強調するかっていう風に言うと、本当にこの副作用IRAEの病態が多彩で、上から下まで全身に症状が現れることで有名なんです。例えば有名なもので言うと今回も取り上げた甲状腺炎だったり、あとは肺炎になってしまう人もいますし、肝臓に障害があって肝酵素が上がってくる、腎機能も悪くなってしまったり、皮膚障害が現れてしまったり、もうね、とにかく全身ボロボロになってしまうっていうような可能性もあるんです。このすごく進化している肺がん治療。もうめちゃくちゃ面白い分野なのでお伝えしたいことはいっぱいあるんですけど、ちょっと長くなりすぎちゃうので今回は3つのポイントだけ皆さん覚えていってください。肺がん治療はすごく進んでいて遺伝子検査が大事だよっていうことが1つ目。そして遺伝子を叩くための免疫チェックポイント阻害薬は副作用がすごく有名だったなっていうこと。そして3つ目がこの副作用IRAEっていう病態になって、これが体全体に起こってしまう可能性があるんだなっていうこと。この3点をまず覚えてみてください。今回私IRAEっていう問題を120回の国家試験の中から選ばせていただいたんですけれども、IRAEって実臨床でもすごくすごく話題になっている内容なんです。この問題だけじゃなくって、今の国家試験の流れを見ていると、実臨床で実際に話題になっている問題が多く取り上げられる傾向にあるんだなということをすごく強く感じます。なので今回この予想問題121回の予想問題3つを選んできたので皆さんにご共有したいと思います。まず1つ目に私が注目しているのはSGLT2とGLP-1という2つです。どうしてこの2剤を今回チョイスしてみたかと言うと、この2つの薬剤は腎保護ですごく最近話題になっているお薬なんです。新付全だったり腎不全っていうの皆さん聞いたことあると思うんですけれども、なかなかこれらの慢性の病気って悪くなる悪くなるっていう風に言われても、その予後を良くするような具体的な薬剤ってなかなか見つかっていなかったんです。だけど今回SGLT2、GLP-1っていうのが新機能、腎機能の保護の作用にすごく有効であるっていうようなことが分かってきて、臨床の先生方もすごくよく使われてるお薬なんです。だから121回を受ける皆さんにはこの2つの薬剤覚えていって欲しいなと思います。2つ目に注目しているのは耐性菌に関する問題です。病院で働いているとよく長期入院の先生方が広域抗菌薬を長い間使いすぎて耐性菌がすごく起きてしまうよっていう風に頭を抱えている症例をすごくよく見ます。なのでこういった悩みをもとに国家試験の問題って作られていくので、耐性菌を生まないように適切な抗菌薬を選択して欲しい。そして耐性菌がどういうものなのか。MRSAとかVREとか有名なものいくつかありますけれども、そういったところの知識が問われてくるという風に予想しています。私が3つ目に予想している問題は画像から治療法を選択していくっていうその適応の部分の問題です。最近はこれだったらこれっていうような知識の問題っていうよりは、まずは情報を読み解く。検査値だったり画像から情報を読み取って、そしてどういった治療法、どういった病態が起きているからどういった治療、そしてどういった副作用があるのかっていう長いストーリーに沿って問題が出題されている傾向にあるという風に考えているので、この画像では例えばリンパ節転移があるから手術の適応はあるのかなのかなっていうような1対1の知識っていうよりは、この画像からこういうことを読み取ってこういう治療を考えるっていうようなストーリー立てで勉強していくっていうことが重要になってくると考えています。今回のケースの場合は免疫チェックポイント阻害薬の副作用によって下垂体機能低下症が起きているので下垂体ホルモンの補充をしましょうっていうような問題だったんですけれども、ここで1番重要になってくるのは副腎必須ホルモンの確認です。下垂体ホルモンを入れる前には副腎ホルモンの確認。これすっごく大事なので覚えてみてください。今回の場合はACTH、コルチゾールは正常値だったので下垂体ホルモンを補充していいっていう結論になりますけれども、もし副腎不全が併発している場合には工状性ホルモンを入れる前にステロイドを入れないといけないなっていうのはすごく大事なポイントなので皆さん覚えてみてください。医学生道場のチャンネルではこれからも医学生のためになる情報を発信していきます。よろしければチャンネル登録と高評価よろしくお願いします。また概要欄とコメント欄に医学生道場のホームページのリンクを貼っておきます。もし医学部の勉強で困っていることがあればいつでもご連絡ください。以上、医学生道場の指導者の今田でした。ありがとうございました。
01:49
Speaker A
おかしくなるっていうイメージですよね。 だからこの遺伝子変異が見つか るっていうことはここをやっつけちゃえば 原因が止まるっていうことなんです。 こんなに画期的に見える免疫 チェックポイント阻害ですけれどもこれに は大きな大きなデメリットがあるんです。 1つだけメイクチェックポイント阻害薬で 覚えておいて欲しいことは副作用がすごく 大きいっていうことです。副作用っていう 風に言われると皆さんマイナスのイメージ しかつかないと思うんですけれども免疫 チェックポイント阻害薬に関してだけは この副作用って実はいい意味にも捉え られるんです。この副作用が強いっていう ことはこの癌に対してすごくよく聞いて るっていうような意味の反面でもあるん ですね。だから近年では草用が強い患者 さんほどヨ護がいいっていうような報告も 上がってるんです。この免疫 チェックポイント阻害薬の副作用をかっこ よく言い表したのがIRAEっていう病体 です。このIREすごく医療の世界でも 最近注目されている病気で免疫 チェックポイント阻害薬の治療をしている 患者さんのカルテにはIREって大きな 文字で書いてあることもよくあるぐらいな んですね。ただこのIREどうしてこんな に注目されているかって言うと全身に症状 が現れてしまうことがあるからです。皆 さんIREって言われたらまずは全身 にっていうことだけ最初のステップで覚え てみましょう。どうしてこれをこんなに 強調するかっていう風に言うと本当にこの 副作用IRAEの病体が多彩で上から下 まで全身に症状が現れることで有名なん です。例えば有名なもので言うと今回も 取り上げた工場戦だったり、あとは肺炎に なってしまう人もいますし、肝臓に障害が あって観光が上がってくる、人機能も悪く
03:40
Speaker A
なってしまったり、皮膚障害が現れて しまったり、もうね、とにかく全身 滅た打ちになってしまうっていうような 可能性もあるんです。このすごく進化して いるハが治療。もうめちゃくちゃ面白い 分野なのでお伝えしたいことはいっぱい あるんですけど、ちょっと長くなりすぎ ちゃうので今回は3つのポイントだけ皆 さん覚えていってください。海岸治療は すごく進んでいて遺伝子検査が大事だよっ ていうことが1つ目。そして遺伝子を叩く ための免疫チェックポイント阻害薬は副 作用がすごく有名だったなっていうこと。 そして3つ目がこの副作用IRAEって いう病体になってこれが体全体に起こって しまう可能性があるんだなっていうこと。 この3点をまず覚えてみてください。今回 私IRAEっていう問題を120回の国家 試験の中から選ばせていただいたんです けれども、IRAEって実証でもすごく すごく話題になっている内容なんです。 この問題だけじゃなくって、今の国家試験 の流れを見ていると、実理省で実際に話題 になっている問題が多く取り上げられる 傾向にあるんだなということをすごく強く 感じます。なので今回この予想問題121 回の予想問題3つを選んできたので皆さん にご共有したいと思います。まず1つ目に 私が注目しているのはSGLT2とGLP 1という2です。どうしてこの2罪を今回 チョイスしてみたかと言うと、この2つの 薬剤新人保護ですごく最近話題になって いるお薬なんです。新付全だったり人不全 っていうの皆さん聞いたことあると思うん ですけれどもなかなかこれらの満性の病気 って汚が悪くなる悪くなるっていう風に 言われてもその予を良くするような具体的 な薬剤ってなかなか見つかっていなかった んです。だけど今回SGLT2、GLP1 っていうのが新機能、人機能の保護の作用
05:35
Speaker A
にすごく有であるっていうようなことが 分かってきて、臨床の先生方もすごくよく 使われてるお薬なんです。だから121回 を受ける皆さんにはこの2つの薬剤覚えて いって欲しいなと思います。2つ目に注目 しているのは体制金に関する問題です。 病院で働いているとよく長級員の先生方が 広域な金薬を長い間使いすぎて体制平均が すごく起きてしまうよっていう風に頭を 抱えている症例をすごくよく見ます。なの でこういった悩みをもに国家試験の問題 って作られていくので体制金を生まない ように適切な金薬を選択して欲しい。 そして体制金がどういうものなのか。 MRSAとかVRとか有名なものいくつか ありますけれども、そういったところの 知識が問われてくるという風に予想してい ます。私が3つ目に予想している問題は 画像から治療法を選択していくっていう その適用の部分の問題です。最近はこれ だったらこれっていうような知識の問題 っていうよりはまずは情報を読み解く。 検査値だったり画像から情報を読み取って そしてどういった治療法、どういった病体 が起きているからどういった治療そして どういった副作用があるのかっていう長い ストーリーに沿って問題が出題されている 傾向にあるという風に考えているのでこの 画像では例えばリパ節転移があるから手術 の適用はあるのかなのかなっていうような 1対1対っていうの知識っていうよりは この画像からこういうことを読み取って こういう治療を考えるっていうような ストー立てで勉強していくっていうことが 重要になってくると考えています。今回の ケースの場合は免疫チェックポイント阻害 薬の副作用によって向上線機能低下書が 起きているので向上線ホルモンの補充をし ましょうっていうような問題だったんです けれどもここで1番重要になってくるのは
07:28
Speaker A
福人必須ホルモンの確認です。向上線 ホルモンを入れる前には福人ホルモンの 確認。これすっごく大事なので覚えてみて ください。今回の場合はACTH コルチゾールは正常値だったので向上腺 ホルモンを補充していいっていう結論に なりますけれどももし福人不全が閉発して いる場合には工状性ホルマンを入れる前に ステロイド入れないといけないなっていう のはすごく大事なポイントなので皆さん 覚えてみてください。医学生道場の チャンネルではこれからも医学生のために なる情報を発信していきます。よろしけれ ばチャンネル登録と高評価よろしくお願い します。また概要欄とコメント欄に医学生 道場のホームページのリンクを貼っておき ます。もし医学部の勉強で困っていること があればいつでもご連絡ください。以上、 医学生道場の石師の未だでした。 ありがとうございました。
Topics:医師国家試験免疫チェックポイント阻害薬IRAE肺がん治療遺伝子検査SGLT2阻害薬GLP-1受容体作動薬耐性菌画像診断医学生道場

Frequently Asked Questions

免疫チェックポイント阻害薬の副作用IRAEとは何ですか?

IRAEは免疫チェックポイント阻害薬による副作用で、全身に多彩な症状が現れる病態です。副作用が強いほど治療効果が高いとされ、甲状腺炎や肺炎、肝障害など様々な臓器に影響を及ぼします。

肺がん治療で遺伝子検査が重要な理由は何ですか?

肺がんの遺伝子変異(EGFR、ROS1、ALKなど)を検出することで、効果的な分子標的治療や免疫療法を選択でき、患者の予後改善に繋がるため重要です。

国家試験で注目されている新しい薬剤は何ですか?

SGLT2阻害薬とGLP-1受容体作動薬が腎保護効果で注目されており、慢性腎臓病や糖尿病患者の予後改善に役立つ薬剤として国家試験でも取り上げられる可能性があります。

Get More with the Söz AI App

Transcribe recordings, audio files, and YouTube videos — with AI summaries, speaker detection, and unlimited transcriptions.

Or transcribe another YouTube video here →