Speaker A
おはようございます。畜産楽能魅力発見レポーターの千葉和妻です。この番組では僕が実際に学んだり体験したりしながら畜産楽能の魅力素晴らしさをお伝えしていきます。皆さん、農場ハサップ認証ってご存知ですか?平成23年から始まった地産物の安全性を確保するシステムを導入している農場を認証する取り組みなんですが、この農場ハサップがさらに進化しているそうなので、そこをレポートしたいと思います。まず農場ハサップ認証とはどんな内容なのか、中央地会の山本さんに伺ってみました。農場ハサップの元になっているHACCPについては宇宙食のために米国のNASAが開発した手法で、食品製造分野では世界中で取り入れられている手法です。ハサップは元々厳しい衛生管理が求められる宇宙製造のためNASAが考え出したシステムで、ハザード、アナリシス、クリティカルコントロールポイントの頭文字を取ったものです。この考え方を製造の全工程でどこにどのような機害要因があるのか、それはどんな管理をすれば避けることができるのかを判断し、文書化し、実行し、記録を残すことによって安全性を管理する衛生管理のシステムが農場ハサップなんです。畜産物や卵、牛乳などの畜産物が生産されるまでにはたくさんの工程があります。受け入れる子牛やひよこの健康化、水や餌が混入したり物が混じったりしていないか、飼舎や道具は清潔か、出荷される畜産物や家畜に治療薬が残っていないか。このように農場で行われる全ての工程で考えられるハザードを洗い出します。そうして洗い出したハザードやそのリスクを下げるための管理方法を全て文書にして、働く人みんなが同じ管理ができるようにします。そしてその作業がきちんと行われたのか確認できるよう作業項目ごとに記録を残しているんです。あともう一つ、農場ハサップについては継続的にそういったシステムの改善を進めるということで食品の安全性の質をより高めていくことができるという特徴を持っています。生産工程ごとに安全性などをチェックすることによって最終的に食品の安全性が担保されるということと、もし何らかの事故があった場合にはどこの作業工程に問題があったのかを把握することができて次の改善につなげることができます。この農場ハサップは平成16年に農林水産省で使用衛生管理基準という認証の基準となる制度が策定され、平成23年から認証業務がスタート。認証農場数は令和8年1月現在で440以上となり順調に増加しています。認証を受けた農場から導入のメリットを聞きました。そうですね。事故がすごく減ったことが一番の良くなったことかなと思います。はい。そして、ミーティングすることによって早め早めに牛の病気とかそういった細かい情報が従業員の方から伝わってきやすくなったことでやっぱりそれも入料とか、え、につながってるかなと思います。その他取得したメリットとして担当者の衛生意識が向上する。農場の衛生レベルが向上する。そして家畜伝染病の侵入防止に役立っているという声が上がっています。また家畜の育成率が向上して生産コストの削減や収益性の改善につながった。出荷先からのクレームが減少して農場の信頼性が高まったという声も聞かれます。農場ハサップの現在の課題としましては先ほど申し上げたような非常に高い評価を得ている一方でやはりまだ認知度が不十分だとか、あとその販売面でのメリットが考えられにくいというような声も一方でございます。中央地産会としては認知度向上につながるような取り組みとして分かりやすい情報を載せたホームページの更新やパンフレットの制作、あるいは動画を制作しYouTubeに公開するなどを行っています。あともう一つの課題が最近の社会的ニーズに対応するということが重要かと思っております。2015年に国連総会で採択されたSDGs持続可能な開発目標。これに対応すべく2025年大阪関西万博において持続可能性に配慮した地産物の調達基準が定められました。中央地区会では大阪関西万博の食材供給の促進を図るため農場ハサップ認証農場を対象にSDGs持続可能な開発目標等の社会的ニーズに対応している農場を持続可能性配慮の農場ハサップ認証農場として指定する業務を行いました。そして今後これまでの指定制度からさらに発展させた形で農場ハサッププライム認証基準を公表し認証業務の開始を計画中です。ではこれら認証制度を整えることの社会的背景はどのようなことなのでしょう?畜産物は食品として人の健康に直接関係します。中毒や異物混入による障害等のない安全なものでなければなりません。安全は科学的客観的に確保することができます。一方、安心は人の感性に安心感、信頼感を与えることによって達成されるものであり、安心を科学的に確立することはできません。我が国では平成12年頃から職の安全安心を脅かす大きな事件が立て続けに起こりました。このような事件が度々発生した結果食品への不安が国民に広がりました。これは食品安全委員会が令和6年に実施した食品安全モニターに対して行った7つのリスク分野について聞いた調査結果です。この7分野中では食品安全は10年連続で不安の程度が最も低くなっています。しかしながら6割以上の方がまだ不安を感じています。こちらはサルモネラ食中毒の患者数の推移です。軽乱の不適切な取り扱いが推定できます。サルモネラについては農場ハサップの取り組みで農場に由来するリスクを低減できます。畜産物による健康被害を防止するため、一時生産者である地産農場から流通加工の各食品事業者、消費者自身も含めたファームtoテーブルの各段階が連携し、食卓に届くまでの一貫したリスク減のための衛生管理、フードチェーンアプローチが必要です。食品安全基本法第4条では食品供給工程の各段階において食品の安全性の確保のために必要な措置を講じることを求めています。畜産物生産農場は一時生産者として農場ハサップの取り組みにより生産物の安全性を高める取り組みが必要なのです。では認証を受けた農場が実際にどのような取り組みをしているのかをご紹介します。いやあ、いい景色ですね。今回僕は長野県の市に来ています。長野県の地産団体で初めて農場ハサップ認証を取得した間共同組合さんが卵の直売を運営されているそうなのでそちらに伺ってみたいと思います。さあ、卵の駅。ここですね。直売場。あ、農場ハサップ認証ちゃんと書いております。ではこれに伺ってみたいと思います。農場ハサップ認証取得の他にも様々な賞を受賞している間共同組合。1963年4月7個の農家が集まり急速に近代化を求められる経済社会において共同の力で生きる道を研究すべく設立されました。広大な土地に現在は経営者の他、配合飼料工場を始めたくさんの施設を有しています。農場は動物福祉の観点から鶏の健康第一を考え広大な敷地で飼育を基本としており、のびのびと育てています。また安全と安心を作り出す美味しい卵の原点は飼料と考え独自の配合飼料工場を建設し1976年6月に創業開始。非遺伝子組換えの原料を使い、主に自社で設計した飼料を生産しています。また地元で取れた飼料原料を鶏に与える循環農業にも取り組んでいます。敷地内には近代化されたGPセンターを持ち品質チェックも行い、安全安心な卵を出荷。13年にはあみの直売店卵の駅を立ち上げ卵の生産から販売まで一貫してできる体制を維持しています。理事の本郷さんに農場ハサップの取り組みについてお聞きしました。まず始めに本郷さんのところで作っていらっしゃる卵を自信を持ってお届けするための取り組みはどんな取り組みをされているか教えてください。あ、はい。えっと、うちはですね、自社で餌の工場、飼料工場を作っておりまして、そこの一品一品原材料を確認して餌を配合して鶏に与えて美味しい卵を生産しているっていうところが特徴になってますね。なるほど。鶏が食べる餌の種類を研究して、で、しかもそれを自分たちで作ってる。はい。そうですね。はい。これだからこれだけ多くの種類の卵が出来上がるんですね。はい。はい。ということはやっぱりこう卵の種類とか卵の品質って餌がだいぶ大きなポイントになってるってことですね。はい。そうですね。なるほど。はい。ご自身で餌の飼料を作るメリットというか何かこう自分たちのところで作ることにして良かったなって思うポイントってあるんですか?あ、もちろん輸入したりとかもあるんですけど国産の飼料原料とかを使うとかあと指示コを使わせていただいたりそういうことも可能になってきますので、昼だけ国産を今使いたいなと思って飼料を作っております。うん。なるほど。産地象という概念もありますし、なるべく自分たちの身の回りの飼料で卵を作りたいですね。そう。はい。その原材料に関すること以外で何か取り組まれてることってありますか?えっと、畜産ハサップの認証を受けてるんですけれども、それによって農場を皆さんで組合みんなで管理できるっていう取り組みをやっておりますね。うん。ハサップ認証を取ろうと思ったきっかけなどってありますか?あ、はい。それは取引先様がやはりとても食にこだわった安全で美味しいものを提供するっていう団体さんと取り組みが取引させていただいてるので、そういうこともありましてうちも管理から徹底してやっていきましょうっていうことで取らせていただきました。うーん。うん。それで長野県では最初の、そうですね。はい。全国で17番目、はい。長野県では初めてですね。はい。やっぱりそう皆さんがハサップ認証取ることでより周りにハサップ認証の概念も広まりますよね。はい。そうですね。やっぱり取引先様からも認めていただけるというのを目指していきますので。うん。やっぱりハサップって聞くとその取引先は安心したり、あ、そう願ってますね。そうなんですね。はい。へえ。具体的にハサップのチームの皆様の取り組みってどんなものがあるんですか?あ、もちろんね、色々増えていくっていう手間とか増えてるんですけれども、課題がたくさんあって、それに向けて一つ一つ丁寧にクリアしていくっていうのがハサップの大きな特徴ですね。うん。うん。うん。うん。で、とにかく人がいろんなレベルの人がおりますので、それを同じレベルに上げていくっていうことが必要になって、性格の人もいますし、そういうのを一元化できていったらいいなということではい。確かにチェックとかは一つ一つ手間がかかりますけど、それをやったことによってみんなのレベルが上がっていくっていう、そういう取り組みをしてますね。か、たくさんの方が関わる産業ですから、やっぱりみんなで、そう。はい。今日どういう風に飼育したかっていうデータをちゃんと記録してそれを共有するっていうのが、そうですね。はい。はい。そうですね。もちろんお休みのその経営者は担当の人がいるんだけどお休みになった時でも他の人が入っても同じレベルの飼育ができるようにできるような取り組みになりますね。うん。うん。なるほど。やっぱハサップの取り組みがあると安定しますよね。あ、そうですね。はい。へえ。ですね。また、今まで手書きで日本みたいなの、もちろんナンバー何個生まれたナンバー、残念ながら死亡がいくついたとかそういう管理を今スマホでみんなで入力しても簡単にできるように、スマホ自体をいじったことのない人たちもいるので、そこは今20代の女の子が一生懸命指導しながらやってくれてますね。それも全部私たちの手元にすぐデータが来るように管理されてます。あ、いつでもどこでも確認できるようになってるわけですね。まあ、自己防止ね、何か鶏さんに何かがあってはいけないということで鶏さんの管理がそういうものでメールで確認できるっていうことではい。迅速な対応がしていかれるっていうことで生かしていますね。確かにお話聞いて特にやっぱり繊細に扱わなければならない。はい。鶏飼育は、はい。ここまで徹底して管理されているっていうことを示す、うん。はい。ハサップ証があると、そうですね。やっぱりじゃあここと取引しようっていう安心感になりますね。はい。そうですね。確かに。では、現在の取り組みについて伺ったんですけれども、今後はどんな取り組みをしたいと思っておりますか?あ、現在の延長戦になるんですけれども、農場ハサップを基本にトリインフルエンザとサルモネラの病気が入らないように今後もしていきたいということです。人が管理するようになるので、素人でもできる管理の仕方が継続的にできていけばいいなと思ってやってます。それはすごいことかどんな人でも飼育が可能になるような目標を掲げて取り組んでらっしゃるとですね。はい。はい。そうです。なるほど。はい。農場ハサップの取り組みを積極的に行っている間共同組合。どのような卵が生産され、販売されているのかを店内で説明していただきました。じゃあ、こちらがオメガ3卵と申しまして、オメガ3の成分がたっぷり卵に入って、卵から取ると吸収されていくっていう卵になりますね。はい。じゃあ、そのオメガ3栄養素











