Speaker A
どうも、医学生道場です。動画をご覧いただき、どうもありがとうございます。今回は解剖学の第2弾、腎臓について解説していきます。今日の動画では、医学部で学ぶ解剖学についての攻略方法を紹介していきます。今日の動画を最後まで見てもらえれば、効率の良い勉強方法を知るだけではなく、実際に効率がいい勉強方法を身につける。そこまでできるように動画を作っています。それでは参りましょう。解剖学第2弾、腎臓の解剖について説明していきます。それでは早速解説していきましょう。皆さんご存知の通り、解剖学は暗記する量も多く、丸暗記では覚えきれません。なので結論、絵に描いて流れを大まかに理解することが大切になります。そのために解剖学がどんな学問なのか理解することがとても重要です。今まで考えたことはありますか?解剖学は人体の構造をどのような形をしているのかという側面から追求する学問です。外部の構造も内部の構造もありますし、肉眼で見える大きな構造から電子顕微鏡でないと見えない細胞核やミトコンドリアまで、観察対象は様々です。細胞膜は医学の勉強の基礎となります。臨床医学とも密接に関わっており、ここを抑えておけばこれから先に学ぶ消化器や循環器などの臓器別学習にもつながっていきますよ。また、実際の臨床現場では手術などで必ず役に立ちます。まずは腎臓について一緒に学んでいきましょう。腎臓はそら豆の形をしており、肘の高さにあり、背骨を挟んで両側にあります。それぞれの長さは10cm、重さは100gほどです。腹膜後に接して位置する腹膜腔に属します。腎臓の内側面は凹んでおり、こちらが右の腎臓、左の腎臓となります。確かにそら豆の形をしていますね。腎臓の内側面は凹んでおり、ここを腎門と呼びます。こちらの図だと右の腎臓、左の腎臓となります。こちらが腎門です。腎門にはお腹側から腎静脈、腎動脈、尿管の順に並んでおります。腎臓は繊維被膜で包まれており、周りを脂肪被膜で囲まれています。さらに腎臓に位置する副腎とともに、腎移行性の腎周囲筋膜によって覆われております。腎臓は脂肪組織内であり、固定されていないため正常でも単位や呼吸によって移動することがあります。腎臓の解剖において腎門の腎静脈、腎動脈、尿管の順番はテストによく出ますのでしっかり覚えていきましょう。腎臓は浅いところにある皮質と深いところにある髄質によって形成されております。髄質は三角形の腎錐体からなり、先端は腎杯に入り込むように乳頭を形成します。皮質と腎髄質の間は皮質から続いており、ここを腎柱と呼びます。乳頭の表面には多数の乳頭孔が見られ、精製された尿はここから腎杯へと向かい、腎杯から尿管を経て膀胱に向かいます。腎動脈は5本ほどの区域動脈に分かれた後、間質動脈となって腎柱を進み、球状動脈に分かれて皮質と髄質の間を走行します。球状動脈から傍糸球体動脈に分かれて尿の生成に関わる支給体に向かう動脈となります。これを輸入細動脈と呼びます。腎臓に送られる血液は毎分1Lとされ、心拍出量の約20%に相当します。腎臓の血液量が体重50kgで3.5Lと言われていますので、すごい量ですね。尿量を生成されるためにこれほどまでに血液が腎臓に送られています。なので尿量は体の循環の指標としてとても大切となります。私は心臓を専門とする循環器内科ですが、心不全の患者さんなどで尿量はとても詳しく見ております。腎臓の前後部の境界は血管分布に乏しく、表面上は白っぽい線状に見えます。これをブレードルアクセントと呼び、外科的切開の目安となります。腎臓の大まかな構造は理解できたでしょうか。今度は腎臓をより細かくミクロで学習していきましょう。腎臓はネフロンという構造上の単位から構成されています。突然ですが問題です。腎臓は何個のネフロンからできているでしょうか? 答えは100万個です。腎臓は左右に1つずつありますから、合計200万個のネフロンが存在することになります。ここでは腎臓のミクロの学習をしていきたいので、腎臓の構成単位であるネフロンについて学習していきましょう。それでは最初にこの図を見てください。ネフロンとはここからここまでのヘアピンのように曲がった構造のことを言います。これは尿が作られていく時に通る順番なのですが、糸球体、ボーマン嚢を経て、近位尿細管、ヘンレループ、遠位尿細管を通って尿が排出されていきます。これらをまとめてネフロンと呼びます。それぞれのネフロンの中で尿が生成され、集合管へとつながっていくイメージです。さて、ここまでの説明でネフロンとはどういったものなのかを視覚的にイメージすることはできましたか?よくわからないという方はもう一度動画を戻して、絵を描きながら復習してみてください。解剖学は手を動かすことがとても大事です。さらに尿ができる過程をネフロンの構造をおさらいしながら見ていきましょう。輸入細動脈になったら糸球体に血液が流れ込み、血液がろ過されてボーマン嚢に滲み出る。これが尿のもと、原尿になります。原尿は尿細管を通る過程で水分や糖分、電解質などを再吸収し、そして尿が作られるといった流れになります。ちなみに原尿は1日に何リッター作られると思いますか? 答えは約200リッターです。腎臓には1日1440Lの血液が流れ込みます。そして糸球体にろ過されてできる原尿が約200リッター。尿細管でそのうち約99%が再吸収されますので、実際に排泄される量は約2リッターとなります。そして糸球体に残った血液は輸出細動脈から送り出されて腎静脈を経て心臓に戻っていきます。先ほど説明で輸入細動脈、輸出細動脈という単語が出てきました。実は腎臓は非常に血液が豊富なので、それにまつわる血管の名前もややこしいです。ここで腎臓を援用する血管について最後にまとめていきましょう。またまた問題です。腎臓に1分間に流れ込む血液量はどのくらいでしょうか? 答えは1リッターです。腎臓には心拍出量の約20%が流れ込むことが知られています。60kgの人間の場合、心拍出量は体重の1/12ですので約5リッターです。その20%なので腎血流は毎分1リッターと計算できます。ちなみにこれは臨床では必須の知識ですので、自分でも計算式を導けるようにしておいてくださいね。それではなぜこんなに腎臓に血液が送られているかというと、腎臓で尿を作るということがとても大切な作業になるからです。尿を作るというのは不要なものを外に捨てて体に必要なものを再吸収するという作業で、人間が体内環境を維持していくのに欠かせないことなのです。それではこの図を見てください。腎臓の血管の特徴の一つとしては、2つの毛細血管を輸入細動脈という動脈がつないでいることです。血液の流れを図を見ながら追っていきましょう。まずは腎動脈から腎臓に血液が入ります。すると先ほどの輸入細動脈、そして間質動脈、そして球状動脈、そして傍糸球体動脈を通り、輸入細動脈を通って糸球体に入っていきます。糸球体の中は毛細血管になっており、ここでろ過を行います。糸球体の毛細血管は輸出細動脈を通り支給体の外に出ます。そしてもう一度輸出細動脈は尿細管の周囲で毛細血管となります。それが尿細管周囲毛細血管と呼ばれます。尿細管周囲毛細血管は傍糸球体動脈を介して球状静脈、そして腎静脈へ流れていき、腎静脈へと流れていきます。ここで復習をすると、輸入細動脈を通り、球状動脈を通ります。そして傍糸球体動脈を通り、輸入細動脈を通ります。そのまま支給体に入り、輸出細動脈を通って糸球体周囲毛細血管を通り、小葉間静脈、球状静脈、小葉間静脈を通って腎静脈へと流れていきます。腎臓のミクロについてご理解いただけましたでしょうか。細かな細胞などは覚えていくのが大変ですが、尿ができる過程や腎血流量、尿量なども合わせて学習するとイメージが湧きやすくなりますよ。このように解剖学も突き詰めれば臨床現場や臨床の知識と深く関わっています。臨床医学の学習はまだ先かもしれませんが、こういった知識とリンクさせながら学習するとモチベーションも上がって学習に身が入りやすいかもしれません。ぜひ参考にしてみてください。解剖学って暗記科目のイメージだったけどちょっと面白いかもって思ってくれた方もいるんじゃないでしょうか。腎臓の細胞って細かくて分かりにくい、大事な臓器なのはわかるけど何やってるのかよくわからないと言いたい学生もたくさんいます。同期のマクロなイメージとミクロのイメージを持った上でその機能まで勉強することができればどんどん理解が深まって忘れにくくなりますよ。何度も紙に書いたり声に出したりして何度も反復してください。教科書では分からないことをこの動画を通して勉強していただければ嬉しいです。良ければ今回印象に残ったことをアウトプットしてみてください。私が泣いて喜びます。しかしここで終わりではありませんよ。今回の動画は解剖学を学びたいすべての人のスタート動画です。この動画をきっかけとして解剖学の土台を手に入れることができたと思います。木で言えばこの動画は幹です。アレルギーのあった解剖学を克服してぜひ定期試験も突破してください。この動画を見てる人は正直、解剖学のテスト勉強を始めようと思ってるけどやる気出ない、何か楽にできる教材はないかなと思ってる人が多いのではないでしょうか。でもこのチャンネルで出会えたあなたは超ラッキーです。現役で今もなお働きつつ医学生の指導も行っているこの私が最高峰の医学勉強方法を余すことなく動画でお伝えしていきます。ぜひこれからこのチャンネルをよろしくお願いします。動画を出している今現在も医学生道場では現在確保者で無料相談会を行っています。なぜならボスことドクターハッシーが自ら相談に乗ってくれています。今年は全国行脚することに決めたそうなので、もしかしたらあなたの近くにも来るかもしれません。ぜひ概要欄のラインから飛んで確認してみてください。皆さんここまでお疲れ様でした。最後に私たちからのプレゼントです。皆さんに説明したいことが多くてこのように詰め込んでしまっているのですが、今回の腎臓の動画でも特にテストに出やすいところをまとめた問題とその解説動画をプレゼントいたします。特につまずきやすい分野でもあるので問題を解いて暗記できているかどうかを確認してみてください。受取方法は概要欄か右上のカードからLINEの登録をして質問に答えた後、腎臓と入力するだけです。簡単ですし問題も15分ほどあれば解けるようになっております。医学生の方はぜひ受け取ってみてください。次回はさらに有益で濃厚な動画を配信していきますので、そういったのは今のうちにチャンネル登録とベルマークのクリックをよろしくお願いいたします。そしてコメント欄で学びをアウトプットしてみてください。それではまた次回の動画でお会いしましょう。











