Speaker A
こんにちは、医学生道場です。将来何かに進んだらいいんだろう。この科にはどういった特徴があるんだろう。そうやって悩んでいる方はいませんか。私は総合診療科に進みましたが、実際にはかなり悩んで決断しました。元々は循環器内科、救急科、小児科、いろんな科に進みたくて悩んでいる日々でした。研修医2年目の夏頃には遅くとも決断しなければなりません。私はそのギリギリのタイミングまで悩みに悩んだ末、この科を決断しました。一緒にかけて勉強するとしたらどんな科がいいのか、ワークライフバランスはどうなのか、その診療科の将来性はどうなのか、様々なことを総合的に考える必要があります。ということで今回はそんな悩んでいるあなたのために、実際にその診療科に進んで良かったことと悪かったことのアンケートをご紹介していきます。ぶっちゃけこの科はやめた方が良かった、お金の面を考えたらこっちが良かった、そんなリアルな回答もありますので、よければ最後までご覧ください。今回は内科編、循環器内科、消化器内科、心臓内科などなどご紹介していきますが、今後外科編やマイナー編なども準備しておりますので、よければ新しい動画を見逃さないようにチャンネル登録をしていただければ嬉しいです。この動画を最後まで見れば、それぞれの診療科の特徴、メリットとデメリットがしっかり分かって、将来自分がその科になった時のイメージがつめると思います。一生に一回と言ってもいい診療科の決断、少しでも後悔して欲しくないという思いでこの動画を作りました。では早速行きましょう。消化器内科のデメリットとメリットです。デメリットとしてはこちら。患者さんの数や検査の数が多いので勉強にはなるが負担が大きい。消化不良や便秘といったコントロールの難しい疾患の治療を任されることが多い。アルコール絡みの患者さんが多くて大変。全て腹痛と言ったら消化器内科に任されて困るというような回答が得られました。確かに消化器内科というのはバリウム検査や胃カメラであったり大腸カメラ、そして胆嚢や膵臓を造影する検査であったりとか肝臓を診察したりとか様々な検査があるんです。そもそも消化器って臓器が多いですよね。胃、十二指腸、食道、大腸、胆嚢、肝臓、膵臓。これらの全ての知識を揃えておかなきゃいけないというのはかなり負担になると思います。そして最近は機能性ディスペプシアとか過敏性腸症候群とか脳と腸の相関が考えられていて、コントロールが難しい病気も増えています。アルコールも似たような問題で、アルコール依存症の方はアルコールが原因で肝硬変になったり食道静脈瘤ができて吐血してしまったりしてもなかなかやめられないんです。そういったコントロールが難しい病気を任せられがちな消化器内科。それでは逆にどういうところにメリットを感じるんでしょうか。メリットとしてあげられたのはこちら。内視鏡などの専門性の高い技術が身につけられるから。消化器内科は食欲などに関する人間の身近な欲求を扱う診療科だから。消化器内科であれば内視鏡のバイトなど小さい規模の病院でも需要が高くて、バイトや開業として成り立ちやすいからというメリットが上げられました。確かに消化器内科といえば大腸カメラ、胃カメラの技術が高いです。そして手に技術をつけることができれば、いざ自分が忙しくなって仕事を少し休みたくなった時に内視鏡のバイトをすると比較的高単価で働くことができたり、内視鏡を行える病院を開業することもできるので検査の部分で安定した収入が得られるということもあると思います。そして私自身の感想としては、私も検診レベルの胃カメラをすることはありますが、普段診察とかカルテを書いたり画像を読影したりしている中で手を動かして検査をするというのは仕事の中でもメリハリが出てきて、この胃カメラの時間があることでそれ以外の病棟や外来の時間に集中できている、そんな気がしています。そして一般の方もよくあるのがお腹が痛いとか便秘化するとか、そういった訴え全般に対応できる消化器内科というのは多くの人を見られる身近な診療科の一つなのではないでしょうか。それでは次に呼吸器内科のデメリットとメリットを見ていきましょう。呼吸器内科のデメリットはこちら。日々進歩していくので勉強していかないとついていけない。肺がんの患者さんに多く携わることで終末期の患者さんも多くて昼夜問わず働くことが大変。患者さんの多さに比べて専門医が少ないので大変。高齢になってくると肺炎の数が増えて肺炎があればどんな患者さんでもとりあえず呼吸器内科で見なければならないのでとにかく大変、などあげられました。確かに呼吸器内科といえば肺がんなどの腫瘍を扱う診療科です。そして今抗がん剤も進化してどんどん新しい薬が出ています。昔では到底治癒できなかった肺がんも今の化学療法であれば直すことができる、どんどん新しいことが分かってきています。ということから日々どんどん新しい適応が増えガイドラインも更新していくので毎日毎日勉強していかないと置いてかれるというのはあると思います。そして呼吸器内科というのはこのように肺がんの患者さんも見なければならない、喘息の患者さん、アレルギーの患者さん、肺炎の患者さん、呼吸器の病気はたくさんあるにも関わらず呼吸器内科の先生が少ないので一人当たりの業務量が増えやすいというのはあると思います。それでは呼吸器内科に進んだメリットはどのようなことがあるんでしょうか。内科の中でも特に患者さんが多いので必要とされていることを強く感じられる。手先が器用ではなかったので手技が少ない科に進みたかったから。肺がんの診断からそして終末期まで見ることができてそれにやりがいを感じたから、などの意見が挙げられました。私は総合診療科で実際に肺炎なども診療していますが、重症な肺炎であったりとか稀な肺炎である時は呼吸器内科の先生に相談して紹介することもあります。呼吸器の疾患とは本当に多いのでそういった意味でやりがいを感じるという先生は呼吸器内科に向いているかもしれません。そして手技は比較的少ない方ですので手技そこまでやりたくないなという方もおすすめであったり、肺がんなどの時間をかけてその人の人生を最後まで見る、そのようなやりがいを感じられるかでもありますので是非参考にしていただければと思います。それでは次に循環器内科のデメリットとメリットを見ていきましょう。緊急での呼び出しと家庭との両立が大変。とにかく体力が必要。緊急の呼び出しが多い。1つのミスが命に直結することが多い、などがあげられました。聞いていて分かる通り循環器内科はとにかく忙しいし本当に生死の境目なところを見ている、そのような印象が強いんじゃないでしょうか。確かに循環器内科といえば不整脈を扱ったりとか冠動脈疾患、心筋梗塞などを扱ったり命に関わる病気が多くて緊急性が高いものも多いですよね。なので夜中に呼び出しがあったりそんな中で家庭も両立しなければならない。そういった意味で循環器内科は体力がないとやっていけないというのは一理あると思います。それでは循環器内科に進んだ先生はどのようなことにメリットを感じているんでしょうか。体の循環動態を考えるのが好きだったから。癌を見るのは辛かったから。医師として本当に目の前の命を救えている実感があり重要であると感じられるから。このような意見が上がりました。循環器内科っていうのは今患者さんを助けなければならない。そして自分が行った治療によって患者さんが良くなった時、今自分のやったことが患者さんのメリットに直結していてやりがいを感じられる科だと思います。そして循環器内科というのは癌を扱うことはほとんどないので癌を見るのはちょっとという方にはおすすめの科でもあります。そして循環器内科の病態というのは血管の血圧とか血流とかそういったものを扱うので循環動態を考えていくというのが重要になってきます。ロジカルに全身の循環動態を考える、そういったことが得意な先生にはとっても面白いだと思いますので是非参考にしてみてください。それでは後半残るところ2つ、腎臓内科と神経内科のメリットデメリットを見ていきましょう。腎臓内科のデメリットがこちら。透析があるため祝日も出勤しなければならない。透析のシャントのトラブルが多くて大変。電解質の異常とか浮腫とかキャパシティが広いためいろんな仕事を任せられて大変、ということがあげられました。腎臓内科によっては透析を行っている病院もあります。血液透析であれば週3回1回4時間とか時間がかかるものです。今日はどのぐらいむくんだからどのぐらい水を除水するのか、血圧の管理は大丈夫か、食事はバランスよく取れているか、細やかな管理が必要になってきます。今日は土日だから休みということはありませんので透析を管理している先生は土日や祝日も関係ないことが多いです。そして血液透析というのはシャントと言って動脈と静脈をつなぎ合わせて、そこに透析の針をさしているのでここが詰まってしまっては命に関わります。しかしこのシャントというのは詰まったりしやすいんです。そうなった時は緊急事態ですので夜中であっても病院に行って血管拡張で広げたりとっても大変になるんです。透析をやっているかどうかというのも腎臓内科が大変かどうかのポイントにもなりそうです。それでは腎臓内科のメリットは何でしょうか。全身管理の能力にたけている。単純に腎臓内科の病気が面白くて興味が持てる。悪性腫瘍を見ることが少ない。様々な疾患とか原因が分からない発熱を見ることが多くて診療の幅が広くて面白い、という意見があげられました。腎臓というのは尿を作って体の毒素を出すそんな臓器です。腎臓に障害が加わるとナトリウムやカリウムなどの電解質のバランスが崩れていて水分のバランスも崩れていきます。そういった意味では腎臓内科は普段から全身管理を行ってるので全身を見る能力にたけていると思う先生も多いと思います。そして私自身もそうですが腎臓の病気というのはIGA腎症とか血管炎とかネフローゼ症候群、アミロイドーシス、様々な病気があってそれぞれの疾患ごとの特徴があって大変興味深かったです。原因の分からない発熱が実は腎臓が原因で紹介して腎臓の診療を行って治療を行えばすっかり良くなった、そのような経験に魅せられて私は腎臓内科になろう、そう思った先生も多いと思いますので気になる方は一度ローテーションしてみることをお勧めしたいと思います。それでは最後に神経内科のデメリットとメリットを述べていきます。神経内科になった先生があげたデメリットがこちら。難病疾患などの治癒できない病気も多いこと。他でよくわからない病態をとりあえず振られることが多いこと。他の診療科から振られたら実は精神科の疾患だったということがあまりにも多いことが挙げられました。これは神経内科に特徴的なんではないでしょうか。神経内科というのはなかなか分かりづらい病気が多いのでよくわからない体のしびれ、筋力の低下、意識障害、幻覚などが現れた時にもしかしてこれは神経内科の病気なんじゃないか、難病疾患や脳症などではないだろうかと思って紹介されることも多いんです。普通の医師が見てよくわからないのだから神経内科の先生はそれをさらに見なければならないというとっても幅広い勉強も必要だしプレッシャーもかかる診療科なんです。そして難病疾患と言って難病指定されていたり治療法が見つかっていない病気を扱うことが多いので実際に自分が治療して治っていったという経験が少ないことも多いのでそこに辛さを感じたりやるせなさを感じる先生も多いようです。それでは神経内科に進んだ先生があげたメリットを見ていきましょう。患者さんを長い期間かけて見ることができること。病歴や身体診察を駆使してそれだけで診断に至ることがあること。認知症の診療に携われるから、このような意見が上がりました。確かに神経内科は難病疾患や難病など30年近くその先生にかかっているという方もいらっしゃるかと思います。その方の成長であったりライフステージの変化、病状の変化に伴ってあらゆるケアが必要になって、まさに患者さんと伴奏しているパートナー、そのような先生も多いのが神経内科です。患者さんと人生を共にすると言っても過言ではない長い付き合いをすることにやりがいを感じる先生は神経内科が向いているかもしれません。また神経内科っていうのは本当に勉強熱心な先生が多くて、病歴であったり身体診察、特に神経診察ですね。感覚障害や検査麻痺を見ることなく全身を診察することによって病気を推理していく、そのようなことにたけている先生が多いです。他の先生ではなかなか診断することができなかった病気を診断してみたい、そのようなことにや











