Speaker A
[音楽] 今日ら医学生道場の佐藤です。今回は解剖学の呼吸器の分野を簡単に解説していきます。もし良ければアトラスなどを持ちの解剖学書で確認しながら聞いてくれると嬉しいです。自分で絵をかきながら聞いてくれたりしたらもっと嬉しいです。それでは呼吸器とは何かというところから考えていきましょう。そんなの知ってるよと思われるかもしれませんが、改めて前提からお話しします。まず人間は体の細胞内でATPを産生し、そこからエネルギーを取り出していきます。そしてATPを産生する過程で酸素を消費し、二酸化炭素を作り出し排出します。これが呼吸というものの状態ですよね。言い換えれば呼吸とはエネルギーを作るのに必要な酸素を取り入れ、その過程でできた二酸化炭素を排出する一連の流れのことなんです。従って呼吸とは入れ酸素と二酸化炭素を交換することだけではないんです。実は大変がエネルギーを取り出すために酸素を消費することも呼吸の一つなんです。そして生理学では肺の呼吸を外呼吸、細胞の呼吸を内呼吸と呼んでいます。呼吸器の役割は酸素を取り入れて二酸化炭素を出すことでした。ですが実は呼吸器には呼吸以外にいくつかの作用があるんです。次は酸素の出し入れ以外の役割をお話ししていきます。まず一つ目は酸性平衡への関与です。体の中では様々な化学反応が起きます。その化学反応を起こすときに大切なのは酸の量、すなわちpHなんですね。もし酸の量が多すぎるとpHが下がり反応が起きづらくなってしまったり、大きすぎてしまったり、逆に酸の量が少なすぎてもpHは上がり反応が起きづらくなってしまったり、低すぎてしまったりします。ですので大切なのは体の中の酸の量を調節するということなんですね。その時に役立つのは呼吸による酸の平衡なんです。ちょっと難しいので簡単にまとめると、呼吸は酸素や二酸化炭素の調整だけではなく酸の調整にも関わっているということになります。そして2つめは舌や声帯の筋肉と共同して発声への貢献です。ああって感じですね。それでは解剖学についても確認しておきましょう。まずは気管と肺についてです。口や鼻から入った空気は喉を通り気管に入り、それが分かれて肺に行きます。そして肺はたくさんの肺胞から作られていて、肺胞がガス交換の場となっています。次に呼吸筋についてで突然ですがここでとても重要なことを言います。それは肺が自分で膨らむことができないので周りに引っ張ってもらう必要があります。その時に必要なのが呼吸筋です。呼吸筋の主なものには3つあります。それは横隔膜、外肋間筋、内肋間筋ですね。横隔膜は肋骨で囲まれた胸腔の底にあって、それが下がることで肺を膨らませます。そして外肋間筋も内肋間筋も文字通り肋骨の間にあり、外肋間筋は斜めの向きで走っていて吸気をする時に外肋間筋が作用します。さらに呼吸器に関わる筋肉は他にも腹筋があります。いかがでしたでしょうか。今回は解剖学の呼吸器の範囲をおおまかにご説明しました。ここをもっと具体的に説明しようといったご要望があればコメント欄に書き込んでください。リクエストお待ちしております。医学生道場では学年から高学年まで医学のためになる知識を発信していきますので、チャンネル登録と高評価よろしくお願いします。医学生道場のホームページも見てくれると嬉しいです。以上、医学生道場の佐藤でした。











