**第5回「コミュニティ論／家族とコミュニティ」③ — Transcript & Summary | SozAI**
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近代家族とホーム（家庭）の概念の成立を、明治期の翻訳語としての定着、新中間階級による受容、1979年以降の家庭基盤充実政策（配偶者控除など）から解説。近代家族的価値観が制度によって強化された過程を論じる。

## Key Takeaways

- ホーム（家庭）や近代家族の概念は明治期に翻訳・定着した比較的新しい価値観である
- 近代家族的価値観は都市の新中間階級から広まり、制度によって強化された
- 1979年以降の家庭基盤充実政策（配偶者控除など）が専業主婦モデルを経済的に後押しした
- 現代でも母親の過重労働や性別役割分業など、近代家族的な構造は残存している

## What the video covers

- 「ホーム（家庭）」は明治期の翻訳語で、家族とは別に愛情と情緒的関係で結ばれた近代家族的な概念として広まった
- 近代以前の「家族」は使用人を含む広い意味で用いられていた
- 近代家族的価値観を強く取り入れたのは都市部の新中間階級だった
- 福沢諭吉の『家庭論』や1900年代の『家庭之友』などの雑誌が家庭概念の定着に寄与した
- 近代家族の特徴として、血縁による私的空間の重視、愛情による結合の理想化、同族結合と婚姻関係の弱さなどが挙げられる
- 1979年に大平首相が打ち出し1980年代に導入された家庭基盤充実政策が、専業主婦モデルのイメージを制度的に強化した
- 配偶者控除や被扶養者制度により、女性が一定以上働かない方が経済的に有利になる仕組みが生まれた
- 制度によって性別役割分業や母性重視の考え方が強化されたと論じられている
- 現代では母親が家事育児に加えて賃労働も担う二重負担が見られ、性別役割分業が不当な形で残っていると指摘される
- 晩婚化・少子化が進む一方、不妊治療が家の血縁を重視する形で利用されている面がある

Answers

## Questions about this video

「ホーム（家庭）」という概念はいつ頃日本に広まったのですか？

明治期の翻訳語として広まったとされています。19世紀末に福沢諭吉が発行した『家庭論』などの雑誌を通じて定着し、1900年代には『家庭之友』などの家庭を冠した雑誌が相次いで発行されました。

1979年以降の家庭基盤充実政策は、女性の働き方にどのような影響を与えましたか？

配偶者控除の引き上げや被扶養者制度などにより、女性が一定以上働かない方が税制・年金面で有利になりました。思想とは別に経済的に専業主婦を選びやすい仕組みが作られ、性別役割分業が強化されたと説明されています。

現代の母親は近代家族の役割とどう違うと説明されていますか？

近代では外で働くのが男性、家事育児をするのが女性という分業が理想とされましたが、現在は多くの母親が家事育児に加えて賃労働も担っています。動画ではこれを過重労働であり、性別役割分業が不当な形で残っていると表現しています。

## Full Transcript — Download SRT & Markdown

00:01

Speaker A

はい、それでは、続きの動画と思います。続きはですね、ホーム という家庭、家族とは別に、ホームっていう言い方がありますよね。これは、英語でもあの、区別があるというふうに、英語の授業とかで教わったんじゃないかなと思うんですけど、これもですね、やっぱり翻訳語で、明治に入ってから広まった翻訳で、家族とは別に、愛情と情緒的関係からなるものだというようなことで、元々、近代以前はですね、使用人なんかも含めて家族って言っていたので、もっと家族という語をですね、近代家族的に捉えたものですね。

02:25

Speaker A

ことで、え、やっぱりその都、ま、だから 最初は都市だったんですよね。今のその 家庭的なあのあの近代家族的なその価値観 っていうものを強く取り入れたのはえか 13階級です。都年都市部なんですよね。 え、そして 、え、1979年に大平首相が自出し、 1980年代に導入された政策、家庭基盤 の充実政策っていうのがあって、これが ですね、ま、70年代なんですけど、これ もね、あの、え、これがこう今のおそらく こう、ま、核家族的なですね。え、で、 あの、1人働き手モデルで専業主婦モデル の、ま、あの、イメージのあの厳選だと 思いますし、え、こういう制度的なね、え 、制作っていうのがあるっていうことで、 ええ、は、ま、女性はある程度以上働か ない方が、え、得になっちゃったわけです よ。こ、金銭的にもね。で、これはやっぱ その、え、思想とかとは別にね、ま、法律 とか思想とは別に 、え、やっぱりそのこうした方が得だよ ねっていうことですごい大きなことですよ ね。ですから、ま、政作、こういう政作が できたことによって、あの、よりですね、 あの、 決縁で持って繋がれて、え、で、ま、人、 ま、別役割分業があって、母性ってものが 大切でっていう、そういうその近代家族的 な考え方っていうものが強化されていった と考えていいと思います。で、これは、ま 、配偶者控除の引き上げていうことですね 。あの、税金が、えー、 配偶者の部は特になるっていう風に考えて いいと思います。あの、ざっくり言えばね 。で、え、あとは、え、サラリーマンの妻 だけが年金の掛け金を、え、払わなくて 良いという段合保険者制度ですね。 え、で、え、増与税、所得税の配偶者。 これもえーね、あのすごいですよね。配偶

04:53

Speaker A

非血縁員を排除し、血縁によるプライベートな空間を自立的なものと考え、全ての構成員、家族員が愛情によって強く繋がることを理想としていました。ですので、ホームとか家庭って言うとですね、ちょっと情緒的っていうの、今の言葉で言ってエモいって言うんですかね。温かさとか教育とか懐かしさとか、そして安心感とか、おそらくそういうものを思い起こさせるんじゃないかなと思うんですね。

07:18

Speaker A

こ兄弟の除列を反映して文系が行われる。 本、本家とか文系とか今でもある人はいる んじゃないですかね。私のところの実家は 今でも言いますよね。とか同族の存在、え 、ま、うちの一族とかっていうことですよ ね。で、同族的結合は強いために婚姻関係 が弱い。だから他の、え、家、やっぱ他の 家の人だよねなんですね。読めに来たね というようなことが、ま、これが全近代的 と言われたんだけど、ま、え、実は、ま、 近代、え、家族的なあの 、え、価値観だったということです。はい 。え、で、しかし、ま、これらっていうの は今も、え、見られるんじゃないかな ところもあるんじゃないかなと思います。 もちろんこれは本当にあの家庭によってね 違うと思うので、ご家族によって違うと 思うので全然わかんないっていう人もいる と思います。はい。え、じゃあ、え、 次回 あ、ごめんなさいね。はい。次回はじゃあ このような近代家族はどのように変わって きたか、そして変わらないかというのを、 え、なるべく、ま、データを用いてですね 、え、解説したいなと思っております。 ええな、これはもう何でしょうね。変わっ てきたところももちろんあるんですよね。 ま、1番はやっぱりあの結婚しなくなっ たってことです。で、ま、子供もあまり 生まなくなったっていうことだけれども、 ま、ただま、え、補助性医療とかね、あの 、いわゆる不妊治療、え、とかを見てみて もですね、あの 、本当はね、あの、他の国だと、ま、同性 カップルにも使えるようにとかね、そう いうあの制度なんですけれども、日本の 場合はですね、この欠っていうものを 強めるためにこ利用されるっていう面が あるんですよ。え、だから自分の子供が 欲しい、あるいはその夫の血を引いた子供

09:35

Speaker A

これは、19世紀末に啓蒙家の福沢諭吉さんですよ。今の一万円札の人ですね。が発行した『家庭論』や『家庭雑誌』などの雑誌の発行によって、ホームの翻訳語として定着したそうです。1900年代には『家庭之友』や『家庭雑誌』など相次いで家庭とされた雑誌が発行され、流行したということで、非常にこれもなんか近代的ですよね。日本でも、都市の中間階級に積極的に受け入れられたということで、やっぱりその都、だから最初は都市だったんですよね。今のその家庭的な、近代家族的なその価値観というものを強く取り入れたのは、新中間階級です。都市部なんですよね。

11:42

Speaker A

ですから、え、必ずしも母親が行っていた わけではないということです。ま、あの、 ま、これはちょっと上流階級だけになり ますけど、Uバとかいたわけじゃないです か。ウとかあの家庭教師的な存在ですよね 。 っていうのもいたわけで、あの、全てが それが母親がやらなくちゃいけないって いう風に、え、なってきたのが近代なわけ ですね。 はい。非常に、え、大変になってきたと。 で、え、そうである、ま、状態なんだけど 、ま、性別役割文業はですね、え、 な、何て言うんでしょうね。これは、ま、 ポフト近代的、ポフト近代的こう性別 上がり運と言ってもいいとは思うんです けど、ま、外で、ま、労働してくるのが 男性で、ええ 、カじ育児をするのが女性という風になっ たのが、ま、近代だという風なお話だった んですけれども、最近ではですね、あの、 母親がこう仕事人労働もして家事もして みたいな、そういうのってあるじゃない ですか。だ、だから、ま、ただでさえ お母さんっていうものに対しての過重労働 なのにもっともっとこう賃労働までやって いるというようなあのことなんだね。です から、なんてこれはそのまま性別役割文業 が不当に描かれてるっていう表現をしてみ たんですけれども、ま、本来であればです ね、ま、 ね、あの母親はじゃあ家事育児だけすれば いいんだねっていう話だったんだけれども 、人労働も行っているっていうことですね 。これ本当にこう過労しすんじゃない かっていうぐらいのあの本当にこう過ろね 過重労働なえ状態だと思います。ですので 、その、ま、性別役割文業日本のお母さ んって言っといてもな、何て言うん でしょうね。仕事も、え、ね、本当にこう

13:46

Speaker A

そして1979年に大平首相が自民、自民党が、1980年代に導入された政策、家庭基盤の充実政策というのがあって、これがですね、70年代なんですけど、これもね、これがこう今の、おそらくこう、核家族的なですね。で、1人働き手モデルで専業主婦モデルの、イメージの原型だと思いますし、こういう制度的な制度というのがあるということで、女性はある程度以上働かない方が得になっちゃったわけですよ。金銭的にもね。これはやっぱり、思想とかとは別に、法律とか思想とは別に、やっぱりそうした方が得だよねということで、すごい大きなことですよね。

Topics: 近代家族 家庭 ホーム 家族社会学 性別役割分業 配偶者控除 専業主婦 新中間階級 家庭基盤充実政策 コミュニティ論

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